スタッフブログ

  • 今だ!夢ある医科・歯科・介護連携

    11月10日(日)「今だ!夢ある医科・歯科・介護連携」をテーマに第19回日本訪問歯科医学会が開催されました。

     

    口の中だけでなく、全身状態や栄養状態にも目を向けて、地域のいろんな職種の方と連携して患者さんを診ていこうという現在の歯科と医療・介護の流れ。歯医者の学会なのでもちろん専門的な話もたくさんあったのですが、いろいろな地域でいろいろな職種で連携頑張っています、という皆さんの熱のこもった講演がたくさん聴けました。

     

     

    日常的に訪問歯科を行っている当院としては、医科の先生に全身状態をお聞きしたり、看護師さんや介護士さんと治療経過を共有したり、栄養士さんと食事形態について話し合ったり、と普段から行っていることです。ですが、まだまだ十分ではないし、当然のように行われているところばかりではありません。僕らも探り探り他職種の方に話しかけて「え?なんで歯医者さんが私たちに話しかけてくるの?」みたいな反応もまだ珍しくありません。

     

    でもこればかりは、多職種連携やろうと思っている人たちがどんどんやって「同じ患者さんに関わっているのだから情報教えあったり話し合ったりして当たり前でしょ」という空気感というか土壌を育てていくしかないのかなと思います。

     

    院長 井上智晶

  • 歯ブラシの交換時期は?

    みなさんこんにちは!

    朝晩は冷え込むことが多くなりましたが体調は崩していませんか?

    今回は歯ブラシの交換時期についてです。

    みなさんは、歯ブラシをどのくらいの期間で交換しますか?

    長期間使い続けた歯ブラシは、

    ①菌が繁殖する

    毛先が広がったり抜けたりすると

    ②汚れの除去率が下がる

    ③歯や歯ぐきを傷つけ知覚過敏の原因になる

    ことが挙げられます。

    そのため、個人差はありますが、歯ブラシは1ヶ月を目安に交換することをおすすめしています!

    また、井上歯科には毛先のかたさやブラシのサイズが様々な歯ブラシが置いてありますので、スタッフと相談して自分にぴったりな歯ブラシを見つけてみてはいかがでしょうか(^^)

    矯正日は以下の通りです。

    ご確認お願いします!Y.Y

  • 歯周病と糖尿病と認知症はつながっていた!

    10月12日(土)西田亙先生による「医科も刮目しはじめた口腔と全身の繋がり~糖尿病からアルツハイマー病まで~」が開催され、井上歯科もスタッフ総出で参加してきました。

     

    西田先生は歯科医ではなく糖尿病専門医でいらっしゃいます。それなのに歯周病について語るという内容、何カ月も前から興味津々でした。

    講演の中で、ある糖尿病患者さんがちゃんと噛める義歯を作ったことでインスリン注射の本数が減った例をお話しされました。噛みづらい旧義歯だと軟食傾向で軟便だったのが、新義歯は咀嚼能力が改善し栄養もしっかりと消化吸収、便の状態も良くなりました。義歯を作って終わりではなく、何が噛めて何が噛みにくいのかを確認し義歯調整をしていく、それが糖尿病症状の改善につながっていることに嬉しくなりました。

     

    歯周病は医科から診ると微弱な炎症ですが、この炎症を制御することで糖尿病が改善します。慢性歯周炎を消退させることで高血糖を改善するだけでなく、味覚の正常化を通して正しい食生活へ導く、微弱な炎症が減ることでインスリン抵抗性が減弱し、結果としてHbA1cが低下するという流れです。

     

    また、歯周病原細菌は身体のいろんな部位に移行するという話がありました。今年発表された論文によると、死亡したアルツハイマー病患者の脳から歯周病原細菌が見つかったそうです。これに対応した治療薬がすでに臨床試験中だそうです。

     

    「口に悪いものは血糖値にも悪い」「晩御飯は夜7時までに」「お風呂で口腔ケア」「朝までお口チャック」など歯周病と糖尿病の共通点になる歯科衛生指導キーワードが次々と飛び出しました。

     

    「歯科衛生士さん、ここ大事です、メモしときなさいホントにもう」このワードが飛び出す度に場内にあふれる笑い声とメモするボールペンの音。西田先生の熱意とユーモアあふれる語り口であっという間の2時間でした。

    院長 井上智晶

  • 噛むことの大切さ

    噛むことの大切さについて

    皆さんこんにちは。
    先月の終わり頃から博多の街にある木も少しずつ秋色になり、飲食店で秋ならではの食べ物が増えてきました。
    今回は「食欲の秋」にぴったりなテーマを
    投稿します。

    皆さんは食事の時よく食べ物を噛んで
    食べてますか⁇
    噛んで食べることは食べ物を飲み込みを良くするだけでなく、全身の健康に繋がります。

    噛むことのメリット
    ・唾液分泌を促し食べ物の
    消化、吸収が良くなる。

    ・唾液に含まれる免疫物質が
    虫歯、歯周病の予防に繫がる。

    ・楽しく食事する事で緊張をほぐし、
    ストレス解消になる。

    ・噛むことで満腹中枢を刺激し、
    食べすぎ防止になる。

    他にたくさんの効果が期待されます。

    これから味覚や風味豊かな食べ物がたくさん出てきて、もっと食事を楽しめる時期になってきます。
    より食事を楽しむためにもしっかり噛んで
    心と身体も健康になりましょう。

    矯正日以下の通りですので
    ご確認お願いします!

    Y.Y

  • 入れ歯のトラブルありませんか?

    みなさんこんにちは!

    今回は入れ歯についてです
    今使っている入れ歯は、お口に合っていますか?
    まず、入れ歯の種類として
    「総入れ歯」:上の歯、もしくは下の歯が全て無くなった場合に使う入れ歯

    「部分入れ歯」:歯の一部が無くなった場合に使う入れ歯、金属のバネがかかる

    「ノンクラスプデンチャー」:金属のバネを使っていない、保険の入れ歯に比べたら薄くて軽い自費の入れ歯

    があります。

    入れ歯のトラブルとして、
    ・外れやすい
    ・金属のバネがゆるい(部分入れ歯)
    ・噛むと痛い
    などが挙げられます。

    時間が経つと、歯茎の骨がやせてきたり、使っているうちに噛み合わせの部分がすり減ってきたりするため、
    もし入れ歯にトラブルが場合は、歯医者で入れ歯の状態やお口の中にキズができていないかなど詳しく診て、新しく作り直したり調整する必要があります。

    歯医者でお口の中の状態を確認し、
    自分に合った入れ歯を使って、食欲の秋を楽しみましょう


    矯正日のご確認お願いします!

    Y.Y

  • 8020運動って何?

    皆さん、8020運動って知ってますか?今日はそのことについてお話しします。

    8020運動とは「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。
    「80」は男女の平均寿命を、「20」は自分の歯で食べるのに必要な本数を表しています。

    歯が多く残っているとしっかり噛んで食事をできます。噛むことにはいくつかメリットがあります。

    ・虫歯菌、歯周病の予防
    唾液が虫歯菌、歯周病を洗い流してくれます。
    ・胃腸の負担軽減
    唾液分泌を促して、消化しやすくします。
    ・脳の活性化
    噛むことで脳を刺激し、ボケ防止をします。
    ・ダイエット効果
    満腹中枢を刺激し、満腹感を感じやすくします。
    などなど

     厚生労働省の「平成28年歯科疾患実態調査」で80歳になっても自分の歯が20本以上を達成した人の割合は、5年前の調査の40.2%から51.2%に増加したそうです。各年代ごとの残っている歯の本数も少しずつ増えているというデータが出ています。8020運動が始まってから歯の予防に地道に訴え続けた結果、少しずつ歯科予防に対する関心や意識づけが年々高まってるなと思いました。これからの実態調査に期待が持てそうですね。

     一本でも歯を残すために口の中の環境を清潔に保つことが大切になります。そのためには歯科検診で早期発見し、適切な口腔ケアで予防していきましょう。

    矯正日は以下の通りです。
ご確認よろしくお願いします!
    Y.Y

  • 夏季休業のお知らせ

    みなさんこんにちは!
    梅雨が明けて暑い日が続いていますね。
    熱中症などには気をつけましょう!

    当院では、
    8/11(日)〜8/15(木)までお盆休みをいただきます。
    8/16(金)から通常通り開院いたします!

    ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いします!

    ☆矯正日は以下の通りです。
    ご確認よろしくお願いします(^^)

    Y.Y

  • 知覚過敏について

    気温も上がり、冷たい物を食べる機会が増えできましたね。
    そこで今日は
    知覚過敏についてお話しします。

    知覚過敏とは
    虫歯ではないのに冷たい物や風で歯がしみたり、歯ブラシによる刺激でピリッと痛みが起きる症状です。

    知覚過敏はなぜ起きるのでしょうか。
    原因は
    歯肉退縮で象牙質がむき出しになることで症状は起きます。
    象牙質の表面には象牙細管と呼ばれる細い管が沢山あり、歯髄に向かって内部に繋がってます。
    歯磨きや温度があるものの刺激によって、内部の歯髄に直接刺激することで症状がおきます。

    知覚過敏の対処法はいくつかあります。
    歯科医院で出来ること
    ・知覚過敏用の塗り薬を塗る。
    ・フッ素塗布
    (象牙細管の入り口を狭窄・閉鎖の効果)
    ・噛み合わせの調整
    ・プラスチックの材料を充填して刺激の遮断をする。

    ご自宅で出来ること
    ・誤ったブラッシング法の見直し
    (ブラシ圧や、歯ブラシの動かし方など)
    ・知覚過敏予防の歯磨き粉を使う
    などです。

    虫歯との判断の見分けがわかりづらいので、気になる方、悩んでる方がいらっしゃいましたら気軽におっしゃってください。

    矯正日は以下の通りです。
ご確認よろしくお願いします!
    Y.Y

  • こんなお悩みありませんか?

    こんにちは!
    みなさんは、次のようなお悩みはありませんか?

    もし、一つでも当てはまったら歯周病かもしれません!
    歯周病は、歯ぐきが下がって歯が長く見えたりすることはありますが、痛みが出にくく、自覚症状が出る頃には歯周病がかなり進んでおり手遅れになってしまいます。
    日本では、30代の約8割が歯周病にかかっているといわれ、「35歳以上の約70パーセントが虫歯ではなく歯周病が原因で歯を失っている」というデータもあります。
    そこで、当院では歯周病の治療として超音波による歯石除去や手作業の器具による歯と歯ぐきの間の深いところや狭い部分についた歯石を取り除いたり、一人一人のお口の中や生活習慣に合った歯みがきの仕方の見直しを行っています。
    歯医者での歯周病の治療と、ご自身での日頃の歯みがきや食生活の見直しも歯周病予防では重要になってきます!
    矯正日は以下の通りです。
    ご確認よろしくお願いします!

    Y.Y

  • 歯ぎしりしてませんか?

    あなたは寝ている間に歯ぎしりをしてると指摘を受けたことはありますか⁇
    今日は歯ぎしりについてのお話です。

    歯ぎしりは、睡眠の妨げになるだけでなく、歯や顎に悪影響を与えます。
    原因は詳しくは分かってませんが、ストレスや歯並び、噛み合わせの問題などと要因が考えられています。

    歯ぎしりは主に3種類あります。

    1 グラインディング
    ギリギリと上下の歯を擦り合わせるタイプの歯ぎしりで、最も一般的な歯ぎしりです。
    またギリギリと音がするので指摘を受けることで自覚することが出来ます。

    2 クレンチング
    上下の歯をぐっと強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。
    この歯ぎしりは音がしないので気付きづらいです。

    3.タッピング
    上下の歯を合わせてカチカチな鳴らす歯ぎしりで、3つの中で発生は少ないです。

    次は歯ぎしりによる影響についてです。

    ・歯がすり減ってしまう
    ・知覚過敏になってしまう
    ・顎関節症のリスクが高くなる
    ・銀歯など被せ物がとれてしまう
    ・頭痛や肩こりの原因になる

    など歯ぎしりは身体にも悪影響を及ぼします。
    歯ぎしりは無意識にしてしまうので自分でのコントロールは難しいです。
    ですので歯科治療として噛み合わせの調整や
    マウスピースを作成して就寝時につけて寝ることで負担を緩和できます。
    また噛み合わせの負担が減り、口の中だけではなく体全体の健康を保つことも出来ます。
    皆さんも歯ぎしりをしてるかもと思ったら一度相談してみるのをお勧めします。

    ※矯正日は以下の通りです。
    ご確認お願いします!
    Y.Y

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