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唾液の働きについて


皆さんこんにちは!

 

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね🌞

 

熱中症に注意して、こまめな水分補給を心がけましょう✨

 

 

今回は唾液の働きについてお話します。

 

 

私たちのお口の中では、常に唾液が分泌されていますが、普段、唾液の存在を意識することはあまりありません。

 

けれど実は、口の中を守り、食事や健康に欠かせない大切な役割を担っています。

 

唾液は1日に1〜1.5リットルも分泌されており、体を守る自然の仕組みのひとつなのです。

 

 

では、唾液にはどんな働きがあるのか、主な役割を7つに分けてみます。

 

 

【①消化作用】

唾液中のアミラーゼがデンプンを分解し、消化の第一歩を担います。

 

 

【②免疫作用】

細菌やウイルスなどの病原体が口から体内に侵入するのを防ぎます。

 

 

【③抗菌作用】

抗菌作用を持つ成分が細菌の繁殖を抑えて感染を防ぎます。

 

 

【④再石灰化作用】

カルシウムやリンが歯を修復し、虫歯予防に役立ちます。

 

 

【⑤自浄作用】

食べかすや細菌を洗い流し、口腔環境を整えます。

 

 

【⑥緩衝作用】

飲食により酸性に偏った環境を中性に戻します。

 

 

【⑦保護作用】

お口の中の粘膜を守って、感想を防いだり刺激で傷つくのを防ぎます。

 

 

もし唾液が不足したらどうなるでしょうか?

 

口が乾燥して食事がしづらくなり、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

 

さらに口臭の原因にもつながり、日常生活に大きな影響を及ぼします。

 

ストレスや加齢、薬の副作用で唾液量が減ることもあり、注意が必要です。

 

 

唾液の分泌量を増やすには、よく噛んで食べたりガムを噛んだりすること、また、唾液腺マッサージも効果的です。

 

 

唾液は、毎日の食事や会話を自然に支えてくれる存在です。

 

普段は意識しないけれど、なくてはならない大切なものですね。

まずは、一口一口をよく噛んで食事することを心がけてみましょう🦷✨

 

O.S

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