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もしかして歯周病かも?
みなさんこんにちは!
厳しい暑さが続き、新型ウイルスの感染者数も増えてきていますが、体調管理や感染対策はしっかり行っていますか?
今日は歯周病についてお話します。
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯ぐきの境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯ぐきの辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みなどの自覚症状がほとんどありません。
そのため、気づかないうちに進行していきます。
進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
《歯周病の症状チェック》
思い当たる症状がないかチェックしてみましょう!
①口臭を指摘された・自分で気になる
②歯肉が赤く腫れている
③歯肉が下がり、歯の根っこが見えている
④歯ぐきを押したり、歯磨きすると血や膿が出る
⑤歯が揺れている
などが挙げられます。
思い当たる症状はありましたか?
《歯周病の原因》
お口の中にはおよそ300~700種類の細菌が潜んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、歯磨きが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これを歯垢と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。
歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。
これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周囲に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けていきます。
《歯周病は治る?》
歯周病は、予防ができ治療も可能です。
大切なのは正しい歯ブラシの方法で毎日実行すること、そして歯科医院での専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けることです。
気になる方は当院にご相談ください(^^)
M.S
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